実習前の事前学習はとても大切です
しかし、バイトもあり学生さんは忙しいですよね
今回は事前学習でどのような所を勉強すればいいのか書いていきます
実習病棟の基礎疾患の勉強
実習に行くまで受け持ち患者さんはわかりません
しかし、受け持ちになる患者さんはその病棟の中で多い疾患の患者さんであることが多いです
そのため事前に実習病棟の基礎疾患を勉強しておくことは大切です
具体的には、その疾患の機序、観察項目、治療方法、主な看護計画等です
しかし、見たこともない疾患の勉強をしても中々頭に入って来ません
私もノートにたくさん書き込んでやった気になっていましたが
結局全然違う頭に入っていなかっというオチが多々ありました(泣)
勉強は量より質です
広い範囲を勉強するのではなく本当に基本的な所を繰り返し勉強し
人に説明できるくらい理解した後にもっと広い範囲を勉強した方が
より理解を深めることができます
看護技術の練習
実習で行う看護技術は主に全身清拭、陰部洗浄、シャワー浴介助、足浴、洗髪
車椅子やベッドからの移乗、患者の移送(車椅子やストレッチャー)などです
すごく基本的な技術ですが、1年生の時に勉強していることが多いため
復習しておく方がいいです
技術の基本事項や順序だけでなく、なぜこのやり方なのか根拠まで調べましょう
例えば、ストレッチャーや担架で移送する際足側を進行方向に進みます
その根拠として、頭から先に進んだ際進行方向が見えないため
患者さんに不安感を与えるため足側から先に進みます
また、頭側を押すようになるため看護師が患者さんの観察をしやすく
何かあった時すぐ異変に気付けるためでもあります
このように基本的な技術の中にも根拠はあります
急に質問されることもあるため事前に勉強しておきましょう
学生同士での申し送り
これは事前学習というのか微妙なところですが
立派な事前学習です!!
グループで実習先の順番は違います
そのため先に行ったグループからどんな患者さんを受け持ったか
どんな看護師がいたのかしっかり聞いておく必要があります
事前に聞いておくことで勉強しておいた方がいいことがわかり
どんな病棟なのか想像がつき気持ち的にも安心します
そして皆さんが1番気になる、その病棟の要注意人物、、
私が学生の時は名前、見た目、その人と関わる時どんな事に気をつけたらいいのか等
たくさん友達に聞いて実習に挑んでいました
患者さんのことよりも看護師のことについて聞くことが多かったです(笑)
まあ看護学生なんてこんなもんですよね